大船渡市ボランティア
ボランティア実習の授業の一環として、野口先生、学生4名、副手さんと共に岩手県大船渡市に1月5~8日までボランティアに行きました。滞在期間中は、大船渡市を拠点として活動を行っている、特定非営利活動法人Child Fund Japanにお世話になり、イベントのお手伝いもさせていただきました。
1日目は、大船渡市の現在の状況を把握するため、市内を回りました。震災から10カ 月が経っていたため、瓦礫はほとんど片付いており、更地になっている部分が多かったです。津波によって流されてしまった商店街は、「おおふなと夢商店街」 としてプレハブを使用して営業を再開していました。大船渡市で最初に作られた仮設住宅にも訪れ、現在の状況を見ると共に、仮設住居での生活することの大変 さを伺うことが出来ました。
2、3日目はChild Fund Japanのイベントとして行なわれた、新春書き初め大会のお手伝いをさせて頂きました。このイベントは、大船渡市の小・中学生を対象に行なわれました。大きな紙に、大きな筆を使いダイナミックに書く姿がとても印象的でした。
参 加者が書く文字を見ながら思ったことは、子どもも大人も前を向いて進んで行こうという気持ちが大きくなっているということでした。「時」という文字を書い た子に、何故この文字を選んだのか聞くと、「今のこの時を大切にしなきゃいけない。震災のことも忘れずに前にすすまなきゃ」と答えていました。大船渡市に 住む方々と直接お話しが出来た機会でもあり、震災のことだけでなく、大船渡市のいいところなども聞くことができ、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
4日目は大船渡市の社会福祉協議会が行うボランティアに参加しました。活動内容は、栽培漁業組合内にある溝から泥を上げる作業でした。少しずつ休憩をとりながら、3時間半作業を行いました。作業した場所からは、海がよく見え、今でも津波の被害を伺うことが出来る建物が残されたままであり、建物の壁にある時計は3時20分を示したまま止まっていました。一生懸命作業した場所は、今後何に使用されるかまだ決まっていないとのことでした。
今 回のボランティア活動を通して感じたことは、人々の気持ちは前に進みながらも、まだまだ復興には時間がかかる現実があるということでした。東北の復興に向 けて、現地の人々の努力だけでなく、私たちも長期的に意識を持ち、私たちが出来ることを行っていくことが重要だと感じました。
学習院女子大学 東日本大震災
つながる わ キャンペーン

